風土記八十八選
第一選






日本最後の清流・四万十川(別名「渡川」・高知県)。

不入(いらず)山の源流から中村市の下流(太平洋)まで、196キロをゆるやかに蛇行し、一市三町四村の台地を流れ、そこに暮らす人たちの生活の中に、川がしみこむ。

その川の名「四万十」は、アイヌ語の「シマ・ムタ」=美しい川、に源を発するとも言われる。

地域では通称「暴れ川」とも呼ばれ、洪水の時は穏やかな表情を一変させる。

洪水に備えて、先人は沈下橋をこの川に架けた。

しかし、時代に流れと共に、沈下橋の撤去が進む。

また、この川の流れは、

時代の流れと共にさまざまな変貌も見せる。

だが、どのように変貌しようともこの川は、

流域住民の暮しと共に

いまある景観としての「清流論」を超えて

暮しに根差した流域住民の視座による新たな清流論を

私たちの前に提示する可能性を潜在させている。

子らは、自由闊達に川に抱かれて遊ぶ。

四万十川は子どもたちの夏に大きな夢を描かせる。


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●第一選・四万十川(PHOTO:約75KB)●第二選・枯木又(PHOTO:約55KB)●第三選・はざかけ(PHOTO:約65KB)●第四選・紅葉の頃(PHOTO:約140KB)●第五選・早春の房総(PHOTO:約75KB)●第六選・田・春夏秋冬(PHOTO:約120KB)●第七選・牧歌の中で(PHOTO:約55KB)●第八選・夕焼けの丘(PHOTO:約46KB)●第九選・高原の晩夏(PHOTO:約167KB)●第十選・内海・周防灘(PHOTO:約68KB)

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