物事を深刻に考えない。知的さとは程遠い単細胞的考えをする。極楽トンボ。阿呆。ということを地でいく、サッパリ「農転帰(の〜てんき)」な「探検隊」が出会ったナギナタガヤという草からの革命とは?
瀬戸内の小島(愛媛県中島町・怒和)でミカンをつくり続けて40年余。ある1軒の農家が、ある日、偶然出会った草「ナギナタガヤ」。その草との出会いが、思いもかけず今、一大革命を起こし始めた。
「草との共生」は有機農業の専売特許でもあったが、ナギナタガヤの大きな力を見い出した普通の農家が、自然農や有機農の取り組みをあっさりと超えた。そして今や「草は刈るもの」「草がないのが優秀な畑」と言って譲らない農家さえも、その成果を聞きつけて、「わが家の畑にもその草を」とナギナタガヤをせっせと生やし始めた。
日本農業の長い歴史の中で誰も気付かなかったナギナタガヤという草の力。それを、毎日毎年の積み重ねの中で引き出した瀬戸内のミカンの島に暮らす農家・岡野勲さんキヨ子さん夫婦。ナギナタガヤの威力は、特に果樹農家の強い味方になり、柑橘栽培にはうってつけのものであることを農家・岡野勲さんキヨ子さん夫婦は、実践の中から立証し続けている。
ナギナタガヤは、春に生えて夏に枯れる。ナギナタガヤを自生させることで、園地の保温、保水力は勿論のこと、VA菌根形成により樹勢が盛んになり、果樹全般の栽培特性が高度に上がる。また、春に生えて夏に枯れるため、そのまま「堆肥」の役目を果たし、土が肥沃になる。
そればかりか、除草作業から解放されると同時に、悲願でもある除草剤散布からの脱出も可能だ。
また、自らの取り組み如何によっては、表面的な「安全、安心」を象徴して「記号化」されている有機農業から脱皮し、さらに深化して「有機的循環」が叶う可能性を秘めている。
ナギナタガヤで〜、
いちいち説明するのも面倒だから
それをアッサリと
本にしてみた。
その本の
そして、
島といえば「海」
海といえば「あの海」
そう、
あの海はどうなっているのか
と、
突然、
ふと、
思いがめぐった。
で、
瀬戸内から一気に
それとは別に、
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