物事を深刻に考えない。知的さとは程遠い単細胞的考えをする。極楽トンボ。阿呆。ということを地でいく、サッパリ「農転帰(の〜てんき)」な「探検隊」が行った海とは?
蘇った海・陸前
1997年1月、ロシア船籍のナホトカ号座礁による重油流出で、
一瞬にして「黒い海」となった福井県三国町の陸前海岸。
延べ4万人にものぼる地元内外のボランティア活動により、
重油除去の手作業が根気強く実施されたのは記憶に新しい。
その海は今、人々の善意と大自然の力と時の流れの中で、
美事に蘇った。
2月下旬の日本海は
小雪まじりで風も冷たいが、
厳しい冬の荒波も、
こころなしか「春」を待つ優しさを漂わせていた。
寄せては返す波としぶきは、
あの日の惨事をきれいに拭い去ってくれていた。
しかし、
岩影に残る「黒いシミ」は、
あの惨事の記憶の色。
陸前海岸には、
人々の善意と大自然の力と時の流れの中で蘇った海をたたえ、
あの日のことを忘れまいと、
記念碑が建てられていた。
やっぱ、
『ナギナタガヤからの革命』の
本の
それとは別に、
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