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【全国ワイド】


これから「人口減時代」に。

 厚生労働省の人口動態統計・年間推計によると2003年1月から10月までに生まれた赤ちゃんは112万1000人で前年より3万3000人少なく、3年連続で最少を更新した。人口1000人当たりの出生率は8・9で前年の9・2を下回り、少子化傾向が続いている。

 2003年1月から10月まで死亡数は高齢化とインフルエンザ流行が影響し、前年より4万3000人も多い102万5000人で、戦後の混乱期だった1947年に次ぐ史上2番目の多さだった。

 結婚したカップルは73万7000組で前年より2万組減り、離婚数も28万6000組で前年より4000組減少し、結婚しない人が増えた分、離婚も減少することとなった。

 「将来推計人口」は2006年をピークに日本の人口が減少に転じると予測しており、これから「人口減時代」に入ることとなる。

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